蒸気船
Steamers

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※合衆国魚類野生生物局 United States Fish and Wildlife Service(USFWS)の元祖は、1871年にアメリカ議会によって、食用魚の資源の減少を調査し、解決策を勧告する目的で設立された合衆国魚類漁業委員会 United States Commission on Fish and Fisheries、より一般的には合衆国魚類委員会 United States Fish Commissionと呼ばれていた。スペンサー・フラートン・ベアード Spencer Fullerton Bairdが初代合衆国水産委員としてその指導者に任命された。1913年に商務省が商務省および労働省に分割されると、漁業局は商務省 United States Department of Commerce and Laborの一部となった。当初は漁業科学と魚の養殖に重点を置いていたが、1906年にアメリカ議会から漁業法の施行という任務も付与され、他の任務も担うようになった。1939年、漁業局は商務省から内務省 Department of the Interiorに移った。USFWSのもう一つの祖先は、1885年に農務省 United States Department of Agricultureに設置された経済鳥類学部門 Section of Economic Ornithologyに始まり、1886年に経済鳥類学・哺乳類学部門 Division of Economic Ornithology and Mammalogyとなった。クリントン・ハート・メリアム Clinton Hart Merriamは25年間部門を率い、アメリカにおける鳥類と哺乳類の科学的理解を向上させるための全国的な人物となった。1934年、生物調査部 Division of Biological Surveyは生物調査局 Bureau of Biological Surveyに改組され、ジェイ・ノーウッド・ダーリング Jay Norwood Darlingがその長官に任命された。同年、連邦議会は、最も古い連邦環境審査法の一つである魚類野生生物調整法(Fish and Wildlife Coordination Act: FWCA)を可決した。ダーリングの指導のもと、同局は、全米の重要な自然生息地の保護という継続的な遺産を開始した。1939年、生物学的調査局は農務省から内務省に移管された。1940年6月30日、漁業局 Bureau of Fisheriesと生物学的調査局 Bureau of Biological Surveyが統合され、内務省の魚類野生生物局 Fish and Wildlife Serviceが設立された。1956年、魚類野生生物局は内務省の一部として残る合衆国魚類野生生物局として再編され、その業務をスポーツ漁業野生生物局 Bureau of Sport Fisheries and Wildlifeと商業漁業局 Bureau of Commercial Fisheriesの2つに分け、後者は旧合衆国魚委員会 U.S. Fish Commissionと合衆国漁業局 U.S. Bureau of Fisheriesの歴史と遺産を受け継ぐことになった。1970年10月3日に商務省内に国立海洋大気局(National Oceanic and Atmospheric Administration: NOAA)が設立されると、商業漁業局はスポーツ漁業野生生物局の塩水研究所 salt-water laboratoriesと合併し、NOAAの一部門である今日の国立海洋漁業局(National Marine Fisheries Service: NMFS)が設立された。1970年、現在のUSFWSの基礎となるUSFWSの残りは内務省に残ったが、1985年に捕食動物対策を担当する動物被害対策局 Animal Damage Control AgencyがUSFWSから農務省に移され、野生動物サーヴィス部門 Division of Wildlife Servicesと改称された
総トン数:638t 全長:194.46m 幅:8.38m 吃水:4.87m 主機/軸数:2-cyl. 機関/2軸 速力:10.0kt 兵装:20ポンド砲2基、37mm機関砲2基(1917年には6ポンド砲4基) 乗員:110名(海軍軍人)

↑United States Fish Commission Steamer Albatross, in the 1890s. (NH 91740, U.S. Army History Institute, Carlisle Barracks, Pennsylvania)
船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アルバトロス
123
Albatross Pusey & Jones Co. 1882/11/11 1921/10/29 ◎1882/3 起工
◎1882/8/12(1882/8/19?) 進水
◎1883/2 Pusey & Jones Co. にてエンジン改装工事
◎1889/10下旬 メア・アイランド海軍工廠にてオーヴァーホール(〜1890/3/5)
◎1898/4/21 メア・アイランド海軍工廠で補助巡洋艦に改装、海軍に移管(〜1898/8/25)
◎1898秋? 修理、改装
◎1906/12 保守、修理
◎1913 メア・アイランドにて改装
◎1917/11/19 海軍に移管(〜1919/6/23)
◎1918後半 ニュー・オーリンズにて修理
◎1924/6/6 ボストンのThomas Butler and Co. に売却されAmerican Nautical School, Inc. の実習船に改装
◎1928 ハンブルクにて売却
◎Served principally in Alaska warters. Patrolled off Florida, 1918.


総トン数:441t 全長:47.72m 幅:8.22m 主缶:1基(single-ended) 主機/軸数:vertical compound機関/2軸 出力(計画):300馬力 速力:9.0kt 兵装:1ポンド砲6基 乗員:45名(49名ともいわれる)
船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
フィッシュ・ホーク Fish Hawk Pusey & Jones Co. 1880/2/23 ◎1879 進水
◎1898/5/4 海軍に移管(〜1898/9/15)
◎1918/7 海軍に移管(〜1819/7/1)
◎1926 売却され商船Senatorとなる
◎Floating fish hatchery. Blockade of Cuba.


総トン数:76t 全長:26.82m 幅:5.89m 吃水:2.79m 主機/軸数:アトラス式6-cyl. 機関1基 出力:140馬力
↑As Bureau of Fisheries patrol boat Eider, location unknown, circa 1920. National Archives photo from Record Group 22: Records of the U.S. Fish and Wildlife Service, 1868 - 2008, NAIL Control Number: NRIA-22-PRIBPHO-PRIB55. Image courtesy of NavSource.
船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
エイダー Eider Nilson & Kelez ◎1919夏 1913年11月13日進水のシアトルのHarold Leeのスクーナー型オヒョウ漁船Idaho(オフィシャル・ナンバー210842)を水産局が購入、エイダーと改名
◎1940/6/30 Fish & Wildlife Serviceに移管
1941/10/25 Prince Rupert近海のGreen Top Islandにて座礁
◎1942/1/20 海軍に移管


※データは区域哨戒艇ポリーの項を参照
船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ポリー
12
Polly New York Yacht, Launch & Engineering Co. ◎1919/9/9 水産局に移管


※データは区域哨戒艇エンタープライズの項を参照
船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
エンタープライズ Enterprise ◎1919 水産局に移管


※データは沿岸哨戒ヨット・ブラック・ダグラスの項を参照
船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ブラック・ダグラス Black Douglas バス鉄工所 ◎1960 水産局に移管
◎1966(1967?) ピッツバーグのLouis Blackに売却(オフィシャル・ナンバー229929)
◎1969(1972?) George Stoll familyに売却されフロリダのGeorge & Betty Stoll's Flint Schoolの実習船となる、Te Quest(teQuest?)と改名、イギリス船籍となる
◎1981 Antonia Corp., Ltd. がタークス諸島にて運航、イギリス船籍となる
◎1982 投資グループに売却されAquariusと改名(12
◎のちにAquarius Wと改名
◎のちにモロッコの国王ムハンマド6世売却されEl Boughaz Iと改名。Marseille周辺にてよく見られる
◎現在、$6,000,000〜$7,000,000の価格で販売中。この価格はヨットに対して少し高いが、同船は現在、$1,000,000〜$2,000,000の "HISTORICAL "プレミアムが付いている(12


排水量:936t 全長:53.79m
大型貨物補給船381型貨客船381-A型を改装

↑Starboard bow view of Bureau of Commercial Fisheries Ship George B. Kelez under way in 1963. The ship served the BCF from 1962 until 1972 when cutbacks forced it to be transferred to NOAA. NOAA Photo Library, NOAA Central Library Photo No. theb0358, NOAA's Fleet Then and Now - Sailing for Science Collection. Image courtesy of NavSource.

船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ジョージ B. ケレス George B. Kelez インガルス・シップビルディングDecatur造船所 ◎1962 魚類野生生物局の商業漁業局(United States Fish and Wildlife Service's Bureau of Commercial Fisheries)に移管、シアトルにて漁業調査船に改装(修理額約$100,000、United States Fish and Wildlife Service(USFWS)の乗員が改装作業のほとんどを行い、漁具、海洋学的機器、特殊な電気・冷蔵システムなどの新しい機器を購入・設置し、船長と乗員の宿舎を改装)、船種を漁業調査船に改め、ジョージ B. ケレスと命名
◎ジョージ B. ケレスのBureau of Commercial Fisheries(BCF)のための最初のクルーズ(アラスカ湾とアリューシャン列島沖での6週間のシェイクダウンクルーズ)は1962年7月下旬に開始された
◎1960年代には、BCFの生物学研究所の支援で、ブリストル湾やアラスカ沖でサケ漁のクルーズを行った。また1960年代半ばには、亜寒帯太平洋でドリフト・ボトル drift bottlesを用いた海流観測実験やワシントン沖300海里(560km、350 mi)の太平洋で無線発信機を備えた海洋データ収集ブイを放出し、海流観測のためのいくつかの実験に参加
◎1966初め 北太平洋の西部亜寒帯域で、サケ漁場の形成に深く関係するアラスカン・ストリームの冬季海洋学的測定に初めて参加した
◎1970/10/3 大規模な組織再編が行われ、アメリカ合衆国商務省 United States Department of Commerceの下に国立海洋大気局(NOAA)が設立された。再編の一環として、商業漁業局は魚類野生生物局から外されてNOAAの下に置かれ、商業漁業局の船団は沿岸測地局 United States Coast and Geodetic Surveyの船団と合流して新しいNOAA船団を形成した。当初、新船隊を構成する主要な船舶は別々の組織に報告され、旧沿岸測地系調査船はNOAA内の沿岸測地系調査の後継組織であるNational Ocean Surveyに、ジョージ B. ケレスなどの旧BCF船はNOAA内のBCFの後継であるNational Marine Fisheries Serviceに編入されることになった。しかし、1972年から1973年にかけて、国家海洋調査局と国家海洋漁業局の船と環境研究所の船は統合され、国家海洋調査局の船隊運用室が運営する統合NOAA船団となった。ジョージ B. ケレスは1972年に公式に新しいNOAA船団の一部となったNOAA船として船種記号をCRS 41、のちにR 441に改めた


※データは冷凍沿岸貨物船FSR-71の項を参照

↑Starboard quarter view of the U.S/ Fish and Wildlife Service (USFWS) and later National Marine Fisheries Service (NMFS) cargo ship MV Pribilof, sometime between 1964 and 1975 (the period of the ship's service in the USFWS and NMFS). Alaska Fisheries Science Center, NOAA Fisheries Service photo. Image courtesy of NavSource.

船名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
プリビロフ Pribilof ヒギンズ・インダストリーズ社 ◎1962/10 合衆国魚類野生生物局(United States Fish and Wildlife Service: USFWS)、国立海洋漁業局(National Marine Fisheries Service: NMFS)に移管
◎USNMFSのプリビロフは、プリビロフ諸島への旅客と貨物の輸送に使用される“プリビロフ・テンダー”専用船として就役
◎1970/10 漁業局は国立海洋大気局(National Oceanic and Atmospheric Administration: NOAA)へ移管
◎1975 退役、アンカレジのThe Aleut Corporationに売却
◎1983 Lafayette Fisheriesに再販され、水産加工工場船として使用
◎2004 シアトルのTrident Seafoodsに再販
◎2013年現在 Trident Seafoodsが所有し、ベーリング海で水産加工船として使用している


Update 24/09/15